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2008年 06月 01日 Maiden Voyage II 上架船底掃除 #1
















愛知県武豊町富貴港にて
 FUJIFILM FinePix F11


"Maiden Voyage II"の上架船底掃除、初日が終わりました。
何だか汚いフネだなあ、本当に掃除したのか?と思われる方、海の恐ろしさを知りません。
You don't know what sea is.

上の状態はすでに作業の終わり頃で、やっとこさここまでの状態に持ってきたところです。
ここまでに至るまでの様子は、余りにもグロいので縮小版でUPします。




左上はフネを上げたところ。
あまりの凄惨さに一同腰が抜けました。
ハルサイド~船底は右上のようにカラス貝でびっしり。
カラス貝ってのは、黒い貝殻の中にオレンジ色の身が入っている、そうアレ、ムール貝です。

キールはもっと恐ろしいことになってました。
このあたりで「ゼンボ」と呼ぶ正体不明の半透明の生物がどっさり。
これ、クローズアップで見ると、ものすごく不気味悪いですよ。
絶対に止めといたほうがいいのですが、どうしても見たいという人は"ここ"をクリックしてください。
どうなっても知りません。^^

ムール貝層の厚さは10cmほどはあったでしょうか。
まるでフカフカの絨毯のようになって、船底一面を覆っていました。
そのため、剥がすのは逆に楽でした。
右下の写真のように、絨毯を剥がすようにベロリンと剥けますから。

ここまで寄生生物を育て上げたフネは珍しいため、上架すると野次馬が一杯集まってきました。
一家言ある方ばかりですから、みんな言いたい放題喋っています。
話を総合すると、どうも非常に良いタイミングでフネを上げたことになるらしいです。
寄生する生物の順番は、

 フジツボ => カラス貝 =>牡蛎

なんだそうです。
牡蛎が寄生し始めたら一巻の終わり、修復作業は大変なことになります。
フジツボも根が深く、剥がすのが大変な生物です。
一方、カラス貝は、上の写真のようにベロリンと簡単に剥けます。
カラス貝はフジツボの天敵で、カラス貝が寄生すると、フジツボが退散するのだそうです。
なので、長期放置した際に、一番掃除が楽なのはカラス貝時代なのだそうです。

なんとか無事に初日が済んでよかったです。
フネをバース(桟橋)から出そうとしたとき、貝類が付きすぎており、後進の舵が効かなかったときには焦りました。
慌ててフネを元に戻し、船底まで潜って、舵とプロペラだけは貝を落としました。
上架時の野次馬たちも、「よくここまで走ってこられたなあ」と感心してました。^^

ほっとしたのか、失敗をひとつしてしまいました。
上架時、フネから岸壁に飛び移る際、EOS30Dを落下させてしまいました。
下は水深3mの海。
ボチャン!という音がもの悲しく響くのみでした。
哀れ、EOS30DはTAMRON 17-50mm/F2.8ともども海の藻屑に。

そこに、金のEOS30Dと銀のEOS30Dと鉄のEOS30Dを携えた女神様が現れてこうおっしゃいます。
「お前が落としたEOS30Dはどれか?」
「マグネシウムのEOS30Dでございます」と答えたところ、そんなものは無い、と水の中に消えられてしまいました。

たとえ、救出できたとしても使い物にはならないでしょうね。
「海をなめたらイカンぜよ!」と常に思っていても、こういうチョンボをします。
「あ~あ、やっちまったぜ」
涙がちょちょぎれます。(泣)
by xylocopal2 | 2008-06-01 20:59 | Favorites
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