人気ブログランキング | 話題のタグを見る
Copyright © 2004-2010 Xylocopal All Rights Reserved
Top
2007年 05月 20日 蒼天の日時計








名古屋市中区白川公園にて
 Canon EOS 30D
 Canon EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM +PL
 Tamron SP AF28-75mm F2.8 XR Di


名古屋市科学館のそばにある日時計です。
EXIFによると、撮影日時は2007年5月20日14時28分。
しかるに、日時計の示している時刻は14時38分ぐらい。
やっぱり、日時計ってイイカゲンだな~、とは思わないように。
夏至と冬至では日没時刻が3時間近く違う国ですから。
横に時刻補正表があり、今の季節だとプラス10分ほどということで、大体合ってます。

この手の日時計を見るたびに、「お~、今日も真面目に運行しているようだな、お天道様は」と思います。
実際に動いているのは地球の方なんですが。
人間の直感的感覚にはまりやすいのが天動説なんですね。
これと同じで、受け入れやすい日常的な事例を使って、非科学的なことをいかにも科学的なことのように説明するのが似非科学です。

 「お客さん、地球が動いていたら、毎日地震ばかりですよ。
  太陽が動いているに決まってるじゃないですか!」

というような理屈の延長線で説得され、ゲルマニウムの壺を買わされたりするわけです。
自然科学における真実とは、分かりやすい場所には置かれていないし、感覚的に理解するのが困難だったりするので、コロリと似非科学に騙されてしまったりするのですね。
感覚で理解できない現象は、理屈で覚えるしかありません。
やはり、理科教育は重要ですね~。
物理、科学、数学、オール赤点だった私がいうのも何ですが。^^
by xylocopal2 | 2007-05-20 17:41 | Sky
<< 今日の空 定点観測地から 白い窓 >>


Copyright © 2004-2010 Xylocopal All Rights Reserved