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2007年 02月 16日 病院にて




名古屋市昭和区にて
 Canon EOS 30D
 TAMRON SP AF17-50mm F2.8 XR DiII


女房が入院している病院です。
彼女は若い頃から子宮筋腫持ちだったのですが、最近急に大きくなったので念のために摘出することになりました。
出血過多などの症状はまったくなく、痛くも痒くもありませんでした。
ただ、立位体前屈をすると、マイナス20cm。
指先が床に届きません。
筋腫が邪魔をして、身体が曲がらなくなっていました。

一昨日に入院、昨日が手術でした。
無事、手術は終了し、筋腫も立派なものが撮れました。
取れました、の書き間違いではないです。
確かに取れたのですが、その筋腫をEOS30Dで撮ってきたのです。
(以下、グロ画像なしです。ご安心ください)

かねてより、彼女は自分の筋腫を見てみたいと言っていました。
オペ後だとまだ麻酔がかかっているし、麻酔から醒める頃には筋腫は病理検査に回されているだろうから、写真に撮っておいてくれと強く希望していました。変な女です。
術前説明の時に、執刀医にお願いしておいたので、オペ後の報告時、蓋付ポリバケツに筋腫を入れて持ってきてくれました。
執刀医いわく、目視ではまったく問題なし、悪性のものの可能性は非常に低い、とのこと。
やれやれ、よかった、ということで写真を何枚か撮りました。

CT画像では、グレープフルーツ大のものが2個、ミカン大のものが1個か?という印象だったのですが、実際に出てきたものは一回り小さく、リンゴ大2個、ピンポン玉大1個と本体でした。
もう閉経間近なので、子宮全摘したのです。
病院より、大須の臓物専門焼肉店にあった方が似合いそうなシロモノでした。

オペ後、ストレッチャー上の彼女に呼びかけたとき、モヤモヤの声で「ちゃんと写真撮ってくれた?」と返事しました。
どうも、本気で見たがっていたようです。
もし、撮り損なっていたら、と思うとゾッとします。
今後の私の家庭内地位が危うくなるところでした。^^
今日、プリントアウトした写真を何枚か持っていったら喜んでいましたね~。ホントに変な奴だ。

入院する前から、「絶対にネットに写真を載せてくれるな!」と言われているので、残念ながら、ここには写真は載せません。
でも、本人は、見舞いに来る人に写真を見せびらかしているのです。
筋腫といえど、自分の子宮で育てたものはいとおしいんでしょうかね。
懇意にしている獣医さんは、「大きいですね~、犬のより立派!」と感心していました。
女房の体重は未だかつて40kgに達したことがなく、大型犬とどっこいなんですけどね。

昨日切ったばかりにしては元気にしています。
明日は早くも廊下一周歩行だそうです。
この病院、昔からスパルタンなんですよね~。
by xylocopal2 | 2007-02-16 23:55 | Scenery of the City
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