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2006年 04月 30日 美味!タイ産巨大マンゴー



Canon EOS 30D / TAMRON SP AF28-75mm F2.8 XR Di
ISO100, +0.3EV, F5.6, 1/15sec., WB:Auto


山芋か?マクワウリか?といった風情ですが、これはタイ産マンゴーです。
先ほど、女房の知人から宅急便で送られてきました。
巨大です。
さしわたし20cm弱、幅10cm。
こうした黄色いマンゴーは、フィリピン産の小さなものをよく見かけますが、こんなに大きなものを見るのは初めてです。


触ってみると柔らかく、すでにしっかりと熟れているようです。
さっそく、二枚におろして食べてみましたが、いやぁ美味い美味い。
悶絶のあまり、唸って死にそうになりました。^^

マンゴーらしく糖度たっぷりの甘さ、適度な酸味、もう文句の付けようがありません。
ときどき、甘いばかりで酸味のない腑抜けた味のマンゴーがありますが、あれは美味しくないです。
これは違います。
ピリリとスパイシーな酸味で非常に美味いです。
やっぱり、マンゴーは、糖度と酸味のバランスが命ですね。

Xylocopal's Weblog 2005/07/17 美味!アップルマンゴーを読めば分かるとおり、マンゴーは私の大好物です。
すべての果物の中で、一番好きかもしれません。
これまでは、沖縄産やメキシコ産のアップルマンゴーが一番美味いと思っていましたが、認識を改める必要があるようです。
マンゴーはタイ産に限る!

このマンゴーの発売元、PK-SIAMのウェブサイトによると、ナームドークマーイ種というマンゴーらしいです。
通販サイトで調べてみると、1個500円ぐらいと、この手のマンゴーにしてはリーズナブルな価格です。
量を考えたら、むしろ安いかもしれません。
フィリピン産のカラバオマンゴーなんて、どれほども食べる部分がありませんが、こいつは半身でも腹がふくれるほどのボリュームがあります。
マンゴー好きの方、ぜひお試しあれ。

あ、これ、アフィリエイトじゃないですよ。
上の通販サイトをポチッとしても、私には一銭も入りません。
こういうとき、エキサイトもアフィリエイトを許可してくれたらな~、と思います。^^
でも、アフィリエイトができないおかげで、ブログポータルの品位が保たれている部分もあるので、良し悪しなんですけどね。

アフィリエイト不許可、スクリプトタグ不許可のエキサイトブログ、実はかなり気に入っているんです。
画像容量30MBだけは、せめて10倍にした方がいいと思いますが。
私のように、毎日3~4枚の写真をUPし続けても、実は積算で233MBしか使っていません。
普通に使えば、300MBもあれば充分じゃないかと思います。

30MBを超えた分はどうしているかというと、私の場合はレンタルサーバを借りています。
容量1GBで一ヶ月200円の安サーバです。
独自ドメイン運用して、メールアドレス使い放題でもこの価格です。
容量無制限のエキブロアドバンスの方が安いと思いますが、私の場合は、音楽やらファイルやらをFTP転送するので、普通のレンタルサーバを借りました。

2年以上使っていますが、今のところサーバダウンはないですね。
DNSサーバがこけて、名前が引けなくなったことが一度ありました。
このPhotologの写真は、大半が、http://www.xylocopal.com/に置いてあるものですから、ドメイン名が解決できなくなると、写真が出なくなります。
しかし、今のところ、一回だけで済んでいます。
アフィリエイトではないですが、使用中の安サーバ、エクスリア(通称・薬屋)を紹介しておきます。

 XREA.COM
  http://www.xrea.com/

 VALUE DOMAIN
  http://www.value-domain.com/
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by xylocopal2 | 2006-04-30 16:26 | Favorites
2006年 04月 29日 赤サビの花園



Canon EOS 30D / Canon EF35mm F2
ISO400, -0.7EV, F5.6, 1/500sec., WB:Auto


いつもの裏庭です。
隣家の婆さんがせっせと花の世話をしています。
婆さんに、「この花、なんて名前?」と聞いてみましたが、「わしゃ知らん」と言われてしまいました。^^
しょうがないので、正体不明のものは自力で調べてみました。
花の名前が分からないときは、いつも群馬大学のサーバで調べています。
身の回りで見かける花は、野草だろうが園芸種だろうが、たいてい載っているので便利です。

 植物園へようこそ!
   http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/BotanicalGarden-F.html





Canon EOS 30D / Canon EF35mm F2
ISO400, -0.7EV, F5.6, 1/500sec., WB:Auto

ミヤコワスレ
 学名:Gymnaster savatiererii
 別名:ノシュンギク(野春菊)、アズマギク(東菊)

Joshさんに名前を教えてもらったミヤコワスレです。
今がシーズンらしく、このあたりのいたるところで見ることができます。
日本古来の薄紫色が美しい花です。





Canon EOS 30D / Canon EF35mm F2
ISO200, F4.0, 1/400sec., WB:Auto

セイヨウマツムシソウ
 学名:Scabiosa atropurpurea
 原産地:南ヨーロッパ

秋の野山で開花するマツムシソウ(松虫草)の園芸種だそうです。
南欧原産とは思わなかったです。
色は、赤紫の他、青紫や白もあるそうです。
直径5cm弱の大きめの花です。





Canon EOS 30D / Canon EF35mm F2
ISO400, -0.7EV, F4.0, 1/800sec., WB:Auto

ナガミヒナゲシ
 学名:Papaver dubium

これは知っていました。
通称、ベンジョポピー。
どこにでも生えているオレンジ色の地味なヒナゲシです。
恐ろしく生命力旺盛で、アスファルトの割れ目などからも芽を出し花を咲かせています。
地中海沿岸から中欧にかけてのヨーロッパ原産の帰化植物だとか。
ケシの仲間ではありますが、モルヒネの含有量は非常に低いらしく、精製しても麻薬を作ることはできないようです。





Canon EOS 30D / Canon EF35mm F2
ISO400, -0.3EV, F5.6, 1/800sec., WB:Auto

フリージア
 学名:Freesia hybrida
 別名:浅黄水仙(あさぎずいせん)

おなじみ、フリージアです。
色々な色のものがありますが、原種はこうした濃いカドミウムイエローらしいです。
清楚で可憐なイメージのフリージアも、赤く錆びたトタン板を背景にすると、なかなかたくましい花に見えてきます。
フリージアの香りは、とろけるように甘くてよろしいですね。^^





Canon EOS 30D / Canon EF35mm F2
ISO100, F4.0, 1/500sec., WB:Auto

プリムラ・マラコイデス
 学名:Primula malacoides
 別名:オトメザクラ(乙女桜)、ヒメザクラ(姫桜)

これも今が旬です。いたるところで見かけます。
プリムラの仲間は多いですね。
花屋さんでよく見かけるのは、プリムラ・ジュリアン、プリムラ・ポリアンサ、プリムラ・オブコニカあたりでしょうか。
サクラソウと呼ばれるのは、日本原産の自生種だけのようです。


今回の写真は、すべて、Canon EF35mm F2一本で撮ってます。
APS-Cサイズイメージセンサーカメラに付けると、画角46度、56mmという焦点距離になり、とても使いやすいです。
私は標準レンズが大好きですから。

画角45度前後の標準レンズは、広角的にも望遠的にも使えます。
おまけに、このレンズの場合、マクロ的にも使えます。
最短撮影距離は25cm。レンズ前10cmぐらいまでガシガシ寄れます。
フルサイズイメージセンサーカメラで50mmマクロを使うとこんな感じですね。

設計が古く、超音波駆動ではないため、AFを動かすと、ジーコジーコうるさいレンズですが、守備範囲の広さは絶品です。
一応、単焦点なので、描写もまずまず良いです。
二線ボケ傾向があるのと、点光源が五角形になるのが欠点ですが、値段を考えれば大満足の一品です。
今池・松屋カメラで中古で買ったものですが、当分手放さないでしょうね。^^
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by xylocopal2 | 2006-04-29 20:33 | Rusty Scene
2006年 04月 28日 停止空間



Ricoh XR500 / XR Rikenon 50mm F2
Konica Minolta Centuria Super 100, Scanned with EPSON GT-X750






Ricoh XR500 / XR Rikenon 50mm F2
Konica Minolta Centuria Super 100, Scanned with EPSON GT-X750






Ricoh XR500 / XR Rikenon 50mm F2
Konica Minolta Centuria Super 100, Scanned with EPSON GT-X750






Ricoh XR500 / XR Rikenon 50mm F2
Konica Minolta Centuria Super 100, Scanned with EPSON GT-X750






Ricoh XR500 / XR Rikenon 50mm F2
Konica Minolta Centuria Super 100, Scanned with EPSON GT-X750

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by xylocopal2 | 2006-04-28 21:12 | Rusty Scene
2006年 04月 28日 歪曲空間



Canon EOS 30D / Canon EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM
ISO400, -1.3EV, F5.6, 1/20sec., WB:Auto






Canon EOS 30D / Canon EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM
ISO100, F11.0, 1/250sec., WB:5200K






Canon EOS 30D / Canon EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM
ISO400, -0.7EV, F8.0, 1/30sec., WB:Auto






Canon EOS 30D / Canon EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM
ISO100, -1.0EV, F8.0, 1/60sec., WB:5200K






Canon EOS 30D / Canon EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM
ISO100, -1.0EV, F11.0, 1/250sec., WB:5200K

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by xylocopal2 | 2006-04-28 19:49 | Scenery of the City
2006年 04月 27日 丸栄・中古カメラ市



Canon EOS 30D / Canon EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM
ISO400, -0.3EV, F8.0, 1/30sec., WB:Auto


名古屋栄の丸栄スカイル8階で今日から始まった、中古カメラ・用品大バーゲンに行ってきました。
毎年、春と秋に行われる恒例の中古カメラ市です。
おライカ様、おローライ様などの高級カメラもたくさん出品されていますが、私のターゲットではありません。
私のターゲットは、中古レンズフード、中古フィルター、中古レンズケースなどの小物、そして、ジャンクと呼ばれるガラクタ類です。
去年の秋は、Canon EOS 100QDというカメラをジャンク箱から救出し、未だに銀塩用メインカメラとして使っています。
救出記は、Xylocopal's Weblog 2005/09/27 "ジャンクなEOS100QD"に書いてあります。





平日昼間ということもあり、客層はかなり偏っていました。
退職者、主婦、学生、プータロー、そして、業界関係者、プロカメラマンといったところでしょうか。
20代~30代の男性はほとんど見かけませんでした。

以前より、女性が増えたような気がします。
OLYMPUS PENや、KONICA C35などのコンパクト銀塩カメラが女性陣の人気を集めていました。
ジャンク箱の前で、「これどうかしら?綺麗に写るかな~」と楽しそうにやってます。
「写りゃしね~よ」とは言いにくい雰囲気でした。^^

会社員時代、仕事をさぼって、よくここに来ました。
会社から徒歩15分ぐらいの距離だったので、近い割にはバレにくいという利点がありました。^^
でも、上司と出くわしたことも何回もあります。
映像制作会社ですから、基本的にこういうものに弱い人は多かったです。





ジャンク箱の逸品の数々。
真ん中の貼皮の禿げたリコーフレックスは、レンズ、ファインダーはなかなか綺麗でした。
Opticaly Cleanという奴です。
たぶん、写真は写ると思います。レストア可能かも。
左下のPentax ESIIも美味しそうですが、電子シャッター機なのでレストア不可能かもしれません。





教材用カメラとは、ジャンクカメラを上品に呼ぶ場合の名前です。
実用性ゼロ、すなわちまともに写真を撮ることができず、分解して構造を調べたり部品を獲ったりするためのカメラです。
こんなガラクタを欲しがる奴がいるのか?と思われるかもしれませんが、昔からカメラ市の人気上位にあります。
私も大好きです。^^





とってもジャンクな逸品の数々。
上のCanon EOS650はなかなか良さそうでした。
シャッター幕はダンパーが溶けてグチャグチャになっていそうですが。
EF35-75mmが付いて3000円だそうです。

下は、Konica C35 E&L。
ジャーニーコニカとして一世を風靡したC35の距離計無しゾーンフォーカス版です。
ヘキサノン38mm F1.8が付いたC35 FDだったら、即決入手なんですが。
ジャンク箱には、オーパーツのような美味しいものが間違って入っているときが時々あるので油断がなりません。





これも素晴らしい、おジャンクの数々。
このあたりを手に取るお客さんは、必ずレンズの底から蛍光灯をかざして中を見ています。
もちろん、カビの生え具合を見るわけです。
生物標本として優秀な逸品がたくさんありました。





奥の平台はジャンクコーナー。
手前のガラスケース内は動作保証品。
動作保証で、レンズ付き1万円均一の一眼レフは実に美味しそうでした。
特に、HEXANON AR 50mm F1.7の付いた、Konica Acom-1は、もう少しで買いそうになりました。
冷静になって今考えると、なんで買わなかったのか!?と後悔しきりです。^^
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by xylocopal2 | 2006-04-27 22:19 | Hardware
2006年 04月 27日 カビカビレンズで撮ったハナミズキ



RICOH XR500 / SMC PENTAX-M 75-150mm F4
Konica Minolta Centuria Super 100, Scanned with EPSON GT-X750





RICOH XR500 / SMC PENTAX-M 75-150mm F4
Konica Minolta Centuria Super 100, Scanned with EPSON GT-X750


Xylocopal's Photolog 2006/04/26 "ジャンクな銀塩MF一眼レフ RICOH XR500 前編"で紹介した望遠ズームレンズ、SMC PENTAX-M 75-150mm F4で撮った写真です。
このレンズ、左のように、中玉に猛烈なカビが生えていました。
ここまでひどい状態のレンズは初めてです。

こういうカビ玉で撮ると、どんな写真になるのか、大いに興味があったのですが、意外にも普通でした。
たしかに、コントラストは悪く、黒の締まりが悪いですが、ドン曇の天気のせいもあります。

上の写真は75mm端で撮ったもの。
フォーカスが合った部分は比較的まともに描写していますが、少しぼけたあたりで像が流れている部分があります。
右下の木の幹あたりで顕著です。
雰囲気としては、トリプレットレンズ(三枚玉)のグルグルボケ、非点収差のような感じです。
カビのせいでこうなったのか、もともと、こういう描写なのかは判断がつきません。

下の写真は150mm端で撮ったもの。
ただのコントラストの眠い、黒の締まりが悪い写真です。
曇の日に撮れば同じようになるレンズはけっこうあります。
好き嫌いで言うと、こうしたローコントラストはむしろ好きなので、個人的には問題なしですね。
絞りは、上の写真も下の写真も開放のF4です。
開放でここまでシャープに写れば充分じゃないでしょうか。^^

みゅ~。
案外、カビレンズは普通に写るものだと分かりました。
晴天の高コントラスト被写体を逆光で撮ったりしなければ、けっこう使い物になるのかもしれません。

ペンタックスユーザの皆さん、使ってみたい人いますか?
一応、中玉でカビは止まっており、後玉は綺麗ですから、カメラに胞子が飛ぶ危険は少ないと思います。
物好きな方がいれば、貸し出ししますよ。
銀塩では望遠レンズを使わないから、あげてもいいんですが。^^

*istDシリーズで使うと、112.5-225mmという使いやすい望遠レンズになります。
AFは駄目ですが、絞り優先AEは使えるかもしれないです。
とってもコンパクトで軽いです。
あ、なんだか、オークションのセールストークになってきた。^^

教材としては素晴らしいです。
滅多に見られないです。
蛍石の鉱物標本なみの価値がありますよ。^^
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by xylocopal2 | 2006-04-27 20:10 | Hardware
2006年 04月 26日 ジャンクな銀塩MF一眼レフ RICOH XR500 前編



Canon EOS 30D / TAMRON SP AF28-75mm F2.8 XR Di
ISO100, -1.0EV, F5.6, 1/4sec., WB:Manual


Xylocopal's Photolog 2006/04/24 "軒下"を撮ったカメラです。
RICOH XR500という銀塩MF一眼レフで、1978年、私が大学3年生のときに発売されました。
発売時の定価は39800円。当時としても破格の安カメラでした。
その頃、大卒初任給は12万円ぐらいでした。

XR500の愛称は「サンキュッパ」、もちろん、その価格から名付けられています。
同時代の高級機Canon A-1が114000円、普及機Canon AE-1が81000円、廉価版のAV-1ですら57000円だったことを考えると、べらぼうに安価であったことが分かります。
敗戦後の日本に写真ブームをもたらした二眼レフ、リコーフレックスの時代から、リコーという会社は庶民の財布にやさしいカメラを作り続けてきたのです。

いくら安くても製品が良くなければ売れないわけですが、リコーフレックスもXR500もよく売れました。
リコーというメーカーは、持っていることが自慢になるようなカメラではなく、安価で実用的な製品を作らせると、昔から非常に上手いのです。
こうしたリコーの「早い、安い、美味い」営業戦略には大いにシンパシーを感じます。
GR Digitalこそ持っていませんが、私が初めて買ったデジカメはRICOH DC-2Lでした。

RICOH XR500は、非常にシンプルなカメラです。
以前持っていたCanon A-1は同一発売年の一眼レフですが、XR500の対極に位置するカメラでした。
Canon A-1の愛称は「カメラロボット」。
デジタル制御電子シャッターを持ち、ファインダーを覗くと7セグメントの赤いLEDが絞り値、シャッター速度を表示しました。
絞り優先AE、シャッタースピード優先AE、プログラムAEと何でもありの機能満載カメラでした。

そのかわり、バッテリーがなくなると、いかなる速度のシャッターも下りないという欠点がありました。
A-1のシャッターは電磁石を利用しており、緊急時用のメカニカルシャッターさえ付いていなかったのです。
バッテリーがなくなると、漬物石代わりにしかならないカメラの先駆的存在でした。

一方、RICOH XR500はフルマニュアル、メカニカルシャッターのカメラです。
露出計は付いていますが、AE機能はありません。
押すだけでは写らないカメラです。
バッテリー室はありますが、あくまでも露出計のためのもので、シャッター自体は電源を必要としません。
体感露出/単体露出計を使うのであれば、バッテリーなしで運用できます。




Canon EOS 30D / TAMRON SP AF28-75mm F2.8 XR Di
ISO100, -1.3EV, F5.6, 1/4sec., WB:Manual


シャッター速度は、1/500sec.、1/250sec.、1/125sec.、1/60sec.、1/30sec.、1/15sec.、1/8sec.、バルブと8種類。
1/1000sec.もなければ、1/4sec.、1/2sec.もない割り切った仕様でした。
シャッター速度に関しては、1930年代の高級機以下、1950年代の普及機なみです。
1970年代後半、このカメラが発売された時代には、最高シャッター速度1/1000sec.の一眼レフは当たり前で、1/2000sec.を持つものも珍しくありませんでした。

XR500というモデル名は、最高シャッタースピードから取られたようです。
後に、1/1000sec.を持つモデルが、XR1000Sという名前で発売されています。
どうやら、商品企画の時点から、確信犯的に1/500sec.までの安カメラとして計画されたようです。

1/500sec.のシャッターユニットはそんなに安上がりなのか?というと、部品代としては全く変わらないようです。
むしろ、新規に1/500sec.のシャッターを作る方が高くなりそうです。
XR500に搭載されたシャッターは、物理的には1/1000sec.を出すことができるようです。
シャッターダイヤルにストッパーを設け、1/500sec.以上へは回らないようにされているのだとか。
上位機種との差別化のため、故意に1/1000secを仕様から外したといわれています。

1/1000sec.がないと困るかといえば、私の場合はいっこうに困りません。
銀塩カメラでは凝った撮影などせず、フィルムもモノクロかカラーネガしか使わないので。
私の常用フィルムはISO100のものばかりですし、大きくボケを活かした撮り方など、銀塩カメラではしないので、1/500sec.まであれば必要充分です。
正直なところ、私の使い方だと、1/250sec.、1/125sec.、1/60sec.、1/30sec.、この四つで95%の被写体を撮っているといっていいです。

逆に、高速シャッターがない分、長持ちしていいじゃないかとさえ思います。^^
古いカメラの場合、高速シャッターってのは、なかなかの機械的鬼門です。
Kodak Retina II Type 011に付いている、Compur Rapidシャッターの場合など、1/500sec.すら恐ろしくて滅多に使いません。
Compur Rapidは、1/500sec.だけ別バネになっており、チャージをするのにも力が要るし、ひとたびレリーズすると、バッチ~ン!という猛烈な大音響を発し、いかにも壊れそうで怖いのです。^^


RICOH XR500の標準レンズは、XR RIKENON 50mm F2です。
Kマウントですから、Pentaxのカメラで使えます。
*istDシリーズのデジタル一眼レフで使うこともできます。

このレンズも破格の安さで、発売時の定価は9000円でした。
現代のKing of 安レンズ、Canon EF50mm F1.8 IIよりさらに安かったのです。
そうした安レンズにもかかわらず、状態の良いXR RIKENON 50mm F2は、現代においても発売当時の定価を上回る価格で取引されることもしばしばであると聞きます。

そんなに人気があるレンズなのか?
はい、そうなんです。
実は人気があるのです。

このレンズ、伝説の銘玉とされ、神クラス認定を受けています。
少々眉唾物ですが、Leica Summicron 50mm f2.0Topcon RE Auto-Topcor 58mm F1.4Schneider Kreuznach Xenon 50mm F1.9Voigtlander Ultron 50mm f2あたりと並ぶ名レンズとされているらしいのです。

ネット上の評判もすこぶるよく、カスだ、ゴミだ、凡庸だなどの評価はひとつもなく、誰もが褒めています。
手元にある「実用中古標準レンズ100本ガイド」という5~6年前の本にも、お勧め度、楽しさ度の両方が五つ星レンズとして紹介されています。
お勧め度、楽しさ度、ともに五つ星というのは、100本のうち、5~6本しかありません。
その5~6本というのが、上にズラズラ書いたズミクロンやウルトロンなのです。

このレンズ、大昔のアサヒカメラ誌上では、ズミクロンに迫る高解像度と書かれたことがある、という伝説があります。
ライカ・ズミクロンといえば、これはもう銘玉間違いなしのレンズで、絞り開放から恐ろしくシャープ、しかもボケは柔らかいという、まさに神レンズです。
誰が記事を書いたのか?ズミクロンにどれぐらい迫ったのか?一歩なのか十歩なのか?が謎ですが、XR RIKENON 50mm F2が単なる安レンズでないことはたしかなようです。


伝説を調べていくと、このレンズ、製造年代によって何種類かに分かれることが分かりました。
大雑把にいうと二種類。前期と後期です。
後期モデルは前期に比べて造りが甘い、相変わらず良い描写ではあるが、神がかり度が前期モデルに劣るとのこと。

両者の識別ポイントは下記のとおりです。
前期モデルは金属鏡胴、最短撮影距離は0.45m。
後期モデルはプラスチック鏡胴、最短撮影距離は0.6m。

私が、オークションで小汚いXR500に入札したのは、ひとえに、0.45という文字が写真にあったからです。
お、これは伝説の前期モデルじゃないか。
カメラボディ、50mm F2、75-150mmの三点セットか。
どれどれ、ポチッとな‥‥。

カメラ、レンズともに大量に売られたため、まったくレアモデルではありません。
いつ、オークションを覗いても出品されていますし、中古カメラ店ならどこにでもあるありふれたカメラ&レンズです。
ただ、どうせ、落とすなら前期モデルがいいな、と思っただけです。
とりあえず、5000円ほど入れておきました。
伊達や酔狂とは、こういうことを言います。^^

オークションの説明には、レンズは前期モデルである、とはどこにも書いてありません。
完動品である、とも書かれていません。
それどころか、「カビ、ゴミ、ホコリ多し」、「オーバーホール、部品取り目的にどうぞ」、「ノークレーム・ノーリターン」などと書かれています。
開始価格は500円。
部品の欠落がなく、「シャッター落ちます」と書いてあるだけが取り柄のアイテムでした。

このオークション、説明文があまりにも的確なため、入札は多くありませんでした。
たいした競り合いもなく、結局3500円でゲットしました。
良かったというのか、阿呆というのか‥‥、
何しろ、中古カメラを買う人は、脳が「中古カメラウィルス」に冒されていますから。^^


ブツが届きました。
カメラ、レンズとも、思ったより綺麗です。
勝ったか?
いや、まだまだです。^^
そんなに甘くねーよ。

何はともあれ、50mmレンズをチェックします。
前玉、後玉ともに綺麗です。キズはありません。
前玉はほとんど無色のコーティング。
コーティングなしなのか?と思うほどです。
もちろん、時代的にありえないし、大体透明度が高すぎます。
ノンコートレンズというものは、見た目は白っぽくて、かなり透明度が悪そうなシロモノです。
後玉は普通の青紫色のコーティング。
両者ともコーティングムラ、ハゲなし。

こいつにカビが生えていたら嫌だな~、と思いながら中を覗いてみると、かなり綺麗です。
カビは生えていないし、くもりもほとんどありません。
もちろん、鏡胴外観は綺麗で、目立つキズもありません。
ヘリコイドの重さもちょうどいいぐらいです。
中でエレメントが歪んだり落ちたりしていないかぎり、まぁ、勝ったといっていいんじゃないでしょうか。^^
ここまで綺麗なレンズで、撮ってみたらorzだった、というものは今まで当たったことはありません。


一緒に付いてきた望遠ズームレンズです。
SMC Pentax-M 75-150mm F4。
懐かしの直進ズーム。
現代のものに比べると、はるかに小振りです。
フィルター径は49mm。
ズーム比2倍というのが泣かせます。^^

これも外観はかなり綺麗です。
ヘリコイドも適度な重さで、ズーミングも大丈夫です。
3500円一本勝負、二連勝か?と思いながら、中を覗いてみました。


やややっ?なんじゃ、こりゃ~!
中玉にびっしりとカビが生えています。
なんという見事な!
教科書に載せてもいいぐらい。
まさしくカビの見本です。
思わず写真に撮りました。^^

カビも中央を外れた部分に少しだけある、というのなら、それほど描写に影響を与えませんが、さすがにこれはマズイです。ペケです。
おそらく、コントラストがガッツリ落ちて、ネムネムの絵になるでしょう。
ヒストグラムの左側が広範囲にわたって無データという画像になるのは間違いないです。
レンズ本来の切れ味もなくなりますから、シャープネスにも影響があるでしょうね。

こういうのを見ると、やっぱ防湿庫がいるかな~、と思います。
でも、ドイツやチェコから送られてきた60~70年前のカメラやレンズでは、こんな盛大なカビは見たことがありません。
せいぜいが年式相応のくもり程度です。
そもそも、北ヨーロッパは冷涼な気候のため、レンズにカビが生えないらしいです。
高温多湿の日本では、毎日使っていないと、どうしてもカビが生えやすくなるようです。

いや~、それにしてもすげぇな。これ。
もう笑うしかないです。^^
ここまでカビだらけのレンズは使ったことがないので、一度試写してみようと思っています。
このレンズを付けると、カメラのミラーボックスにまでカビが生えそうで嫌なんですけどね。^^


これで一勝一敗になりました。
気を取り直して、カメラをチェックします。
外観はまぁまぁ綺麗ですが、ミラーボックスは相当汚れていました。
水害にでもあったのか?と思えるほど、土埃が入っていました。
その上、モルトプレーン(遮光用スポンジ)が経年劣化のため、ボロボロに崩れて、ゴミになっていました。
左の写真は、一応清掃後のものです。

ミラーには大きなキズがあります。
まぁ、これは写真に影響はないので、このままでいいのですが、こういうキズが付くような扱いを受けたカメラというのは、あまり状態がいいカメラではないですね。

フォーカシングスクリーン右側に、追針式露出計の指標が見えます。
丸い輪の付いた棒です。
シャッタースピードダイヤルをガッチャガッチャ回すと、この指標が上に行ったり下に行ったりします。
露出計の電源が入ると、明るさに応じて振れる指針が現れます。
指針は絞りを動かすと上に行ったり下に行ったりします。
指針を指標に合わせると、適正露出になるという原始的な露出計です。

バッテリー(LR-44×2)を新しいものに換えて、露出計をチェックしてみました。
巻き上げレバーを外に開くと、露出計がONになります。

なるはずでした。
しかし、指針はピクリとも動きません。^^

あ~、逝ってしまってるかな~?と思いながら、バッテリー室の接点をサンドペーパーで磨いてやりました。
何とか指針が振れるようになりましたが、かなりアンダーです。
露出計のいうとおりに合わせると、二段ぐらいアンダーになります。
晴天昼間順光で、ISO100、1/250sec.、F16という値を示します。

おのれの好きなアンダーじゃないか、と言うなかれ。
銀塩はデジタルと違って、アンダーは弱いですから、これは少々マズイです。
とはいえ、古いカメラの露出計NGは想定内ですから、気を取り直して、次に進みます。


XR500のシャッターは、しゃらくさいことに、この時代としては先進的な縦走り金属幕フォーカルプレーンです。
とりあえず、後幕はまぁまぁ綺麗です。
1990年代前半の銀塩EOSのように、シリコンダンパーが溶けてシャッター幕がグチャグチャということはありません。

巻き上げレバーをぐいっと巻き上げ、シャッターをチャージします。
すると、先幕が見えてきます。

やややっ?なんじゃ、こりゃ~?!
錆びているのでしょうか、赤黒い汚れがびっしり。
左下の写真はひととおり掃除したあとのものです。
これ以上は綺麗になりませんでした。

こりゃあ、一勝二敗か?と思いながら、レリーズボタンを押すと、シャッターは問題なく切れます。
オークションの説明に嘘はないですね。
たしかにシャッターは下りる。

シャッター音はなかなか豪快です。
オノマトペで表現すると、典型的な「グワシャッ!バシャッ!」という音です。
チープなシャッター速度設定の割には、音だけは本格派です。
シャッター音フェチの方にとっては、さぞかし良い音であるに違いありません。^^

いやいや、良い音だ。
EOS30Dなんか、シャッター切ると「ニッ!」と啼くんですよ。
猫がカメラの中にいるようです。
にっ!にっ!にんにきにきにき。
それに比べれば、XR500ははるかにカメラらしい、効果音ライブラリに使えそうなほど立派なシャッター音です。

何はともあれ、シャッターは動くようです。
スピードがまともかどうかは、現像するまで分かりませんが。

テスト用フィルム(なぜか、こういうものがあります。かぶらせてもいいフィルムです)を詰めて、フィルム給装のチェックをしてみます。
この時代の国産カメラでフィルム給装に問題があるものはほとんど見かけませんが、一応念のため。
問題なく巻き上げできます。軽いトルク感です。
巻き戻しも異常なし。

ただし、ときどきカウンターがリセットされません。
裏蓋を開けると自動復帰するはずなんですが、ゼロに戻りません。
新しいフィルムを入れても、いきなり36枚目と表示されたりします。
頻度は多いです。
2回に1回はカウンターリセットされません。
みゅ~。

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Xylocopal's Photolog : ジャンクな銀塩MF一眼レフ RICOH XR500 後編に続く
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by xylocopal2 | 2006-04-26 18:32 | Hardware
2006年 04月 26日 ジャンクな銀塩MF一眼レフ RICOH XR500 後編
Xylocopal's Photolog : ジャンクな銀塩MF一眼レフ RICOH XR500 前編の続きです。


カメラとレンズがどんな状態か分かったので、念入りに掃除をした上、試し撮りに行ってきました。
晴れていたので、体感露出で撮りました。
カメラの露出計も見ますが、あくまでも参考値としてであり、体感露出計を優先しました。
体感露出、覚えておいて損はないので、下に書いておきます。

ISO100体感露出
-------------------------
日の当たっているところ: F8、1/250sec.
日陰: F5.6、1/125sec.
日向と日陰の混在: F8、1/125sec.
日陰でも暗いところ: F5.6、1/60sec.
日陰でももっと暗いところ: F4、1/60sec.
空が半分以上入る明るい風景: F11、1/250sec.
-------------------------

モノクロやカラーネガなら、これで充分写真が撮れます。
普通は上の3つだけで何とかなります。
迷ったら、明るめにしておけばいいです。
それでも自信がなければ、段階露出を切っておけばいいです。
1/125sec.、F2.8/F4/F5.6というように。

上の表は、あくまでも、ネガフィルム限定です。
くれぐれもポジで応用しないように。
デジタルはすぐに結果が分かるので、練習してみるといいです。
マニュアル露出モードにして、シャッター切るだけです。
デジタル一眼レフのおかげで、今は、昔より簡単に体感露出を覚えることができます。
コンパクトデジカメで練習をしてもいいのですが、マニュアル露出モードがなかったり、絞り値、シャッター速度値が、銀塩カメラに応用できる数値ではないことが多いです。
F4.8、1/160sec.と言われてもねぇ。^^
ちなみに、XR500には中間絞り、中間シャッター速度はありません。




現像が終わったネガを見ると、コマ送りはまともでした。
現代のモーター巻上式カメラに比べれば、コマ間隔がばらついていますが、問題ない部類です。
1950年代の安カメラの中には、もっと極端にバラバラなものがあります。
コマ間隔が1mmだったり、10mmだったり、ひどいときにはコマ同士が重なったりすることさえあります。
コマ送り不良の実例

遮光性もOKですね。
光線かぶりはありません。
1930~50年代のフォールディングカメラの場合、蛇腹のピンホールのために、心霊写真のように光線かぶりしていることがあります。
総じて、Retina系は丈夫で、AGFA系は弱いです。
心霊写真の実例(1)
心霊写真の実例(2)

続いて全体のトーンを見ます。
極端に濃度が違うコマはなく、まずまず均一のネガ濃度。
シャッタースピードはほぼ正確に出ているようです。
体感露出計も珍しくちゃんと機能していたようです。






Ricoh XR500 / Ricoh XR Rikenon 50mm F2
F8, 1/250sec., Konica Minolta Centuria Super 100


記念すべき一枚目。
名古屋今池の風景です。
何が何でも縦位置で撮るぞ!というのは、脳のどこかが壊れているのかもしれません。^^

色乗りはよく分かりません。
何しろ、フィルムがコニカミノルタ・センチュリアスーパー100なので。
ナチュラルトーンといえば聞こえがいいですが、単に地味なフィルムともいいます。^^
この渋い発色が好きで、大量に買い込んであるのですが、とりあえず妙な色に転んだりすることはないようです。

コントラストは良くもなく悪くもなく普通ですね。
この写真のように順光で撮れば、けっこうパキッとしたトーンの写真が撮れます。
西ドイツ製Carl Zeiss Tessarあたりだと、中間調を置き忘れてきたかのようなハイコントラスト写真になりますが、そんなことはありません。
どちらかというと、ブロードなトーンの方が好きなので、まずまず良い感じです。

解像感はいいです。
さすがは、和製ズミクロン!
と言いたいところですが、F8まで絞れば、たいていのレンズはこれぐらいの解像感はあります。





Ricoh XR500 / Ricoh XR Rikenon 50mm F2
F5.6, 1/125sec., Konica Minolta Centuria Super 100


こうしたガーリー系のゆるい写真を撮るなら、LOMO LC-A、HOLGAあたりを使った方が雰囲気が出るのですが、XR RIKENON 50mm F2も悪くありません。
なかなかのトーン再現です。
普段なら、コンクリート部分のマチエールをもっと強調した、オドロオドロのレタッチをかますところですが、まぁ、一応レンズレポートなのでノーマルトーンです。



部分拡大です。
ここまで拡大すると、さすがに粒状性が悪くなりますが、シャープネスは分かります。
スクーターのヘッドライトにピントを合わせていますが、その下のヤマハの音叉マークはかなりシャープです。
このレンズで写真を撮ると、「パキーン!」という音が聞こえるという伝説がありますが、なるほど、解像感はなかなか素晴らしいです。
といっても、Zeiss Opton Tessar 45mm F2.8のような、人物を撮るのがためらわれるほどの硬さではありません。
このあたりのバランスの良さが銘玉伝説となったのかもしれません。





Ricoh XR500 / Ricoh XR Rikenon 50mm F2
F5.6, 1/125sec., Konica Minolta Centuria Super 100


解像度チェック、Part.2。
解像度を見るにはふさわしくないゆるい写真だと思ったあなた、まだまだ修行が足りません。
質感、テクスチュアというものは、解像度が高いレンズでなければ綺麗に描写できません。
解像度が高ければ高いほど、しょうもない被写体であってもリアルに見えるのです。

こうした陶磁器のツルッとした質感は、レンズの性能が試される被写体です。
解像しているかどうかより、本物らしく見えるか、リアルに見えるかどうかを確認します。
解像が良い上、中間調のトーン再現が良いレンズの場合、丸いものがより丸く、立体的に見えます。
よくレンズ評価で「立体的な描写」という言葉を見受けますが、主に解像とグラデーション再現、質感描写能力を指していると思われます。
このレンズ、まずまずの質感描写です。





Ricoh XR500 / Ricoh XR Rikenon 50mm F2
F4, 1/125sec., Konica Minolta Centuria Super 100


逆光の作例です。
カメラは、ほぼ真南を向いており、空の部分から光がこぼれています。
フードは深めのラバーフードを付けていますが、ここまで真正面だと、フード無しとあまり変わりないかもしれません。
Xylocopal's Photolog 2006/04/24 "軒下"の作例では、かなり強いフレアが出ていましたが、こちらの方はずっとマシです。
条件としてはこちらの方が悪いんですけどね。
全体にローコントラストになっていますが、この時代のレンズは逆光だとこんなもののような気がします。
極端に逆光に弱いわけではなさそうです。





Ricoh XR500 / Ricoh XR Rikenon 50mm F2
F4, 1/250sec., Konica Minolta Centuria Super 100


おタヌキさまです。
夫婦(めおと)ですね。
左が宿六、右が山の神ですかね。

ネット上で、XR RIKENON 50mm F2の作例を調べると、どういうわけか、お狸様の写真が多いです。
本物じゃないですよ。
信楽焼の、編笠かぶって通帳を持った、巨大キンタマ狸です。
このレンズを付けると、こういうものが撮りたくなるようです。
おタヌキさまオーラでも出てるんでしょうか。^^

お狸さまの話は置いといて‥‥、なかなか綺麗なボケです。
高解像レンズは、二線ボケになることが多いのですが、このレンズは素直にボケています。
F4あたりでも、柔らかく、スーッとぼけるので、使いやすそうです。

中間調も豊富で、私好みのトーンです。
ハイコントラストのものより、少し眠いぐらいの方が好きですから。
これぐらいのトーンであれば、コントラストを自在に付けることができます。

和製ズミクロン伝説、少しだけ分かりました。
特別派手な描写はしないけれど、安定した良い描写ですね。
しっかり解像するけれど硬くない、柔らかいけれど芯はある。
高いレベルでバランスのとれた、たしかに名レンズだと思います。

このレンズが3500円なら、勝負は勝ったかもしれません。^^
XR500ボディの方がちょっとアレゲなので、良いブツを見つけたら買い直そうかと思っています。
そうすると、さらにKマウントレンズが増えるかも。
Kマウントレンズが増えると、デジタルでも使いたくなるのが人情です。
*istDシリーズのボディ‥‥、欲しいかも‥‥。
Pentax SPFKXMXMEと使ってきた私は、ペンタックスの隠れシンパです。^^
危ないなぁ、つるかめ、つるかめ‥‥。


-------------
追記:
結局、ボディの方は別のものを買い直しました。
こちらは、名古屋今池の松屋カメラに並んでいた美品。
機能的には完動で、露出計も生きています。
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by xylocopal2 | 2006-04-26 18:31 | Hardware
2006年 04月 25日 青く切り取られた空 #3



Canon EOS 30D / Canon EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM
ISO100, -0.7EV, F8.0, 1/250sec., WB:5200K






Canon EOS 30D / Canon EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM
ISO100, -1.7EV, F22.0, 1/125sec., WB:5200K






Canon EOS 30D / Canon EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM
ISO100, -1.7EV, F8.0, 1/250sec., WB:5200K






Canon EOS 30D / Canon EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM
ISO100, -1.7EV, F16.0, 1/1000sec., WB:5200K

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by xylocopal2 | 2006-04-25 15:38 | Sky
2006年 04月 24日 軒下



Ricoh XR500 / Ricoh XR Rikenon 50mm F2
F5.6, 1/125sec., Konica Minolta Centuria Super 100, Scanned with EPSON GT-X750






Ricoh XR500 / Ricoh XR Rikenon 50mm F2
F4, 1/125sec., Konica Minolta Centuria Super 100, Scanned with EPSON GT-X750


少々フレアが目立つこの写真は、リコーの名玉、XRリケノン50mm F2によるものです。
俗称は、「5000円ズミクロン」、久しぶりのKマウントレンズです。

こうした被写体は、銀塩カメラの方がモチベーションが上がります。
AE/AFのEOS100QDで撮ればいいんですが、フルメカニカルのMFカメラも欲しくなり、このカメラ、Ricoh XR500をゲットしました。
今まで、Canon A-1というMFカメラを持っていたのですが、もう使わないだろうと、去年処分してしまったのです。
阿呆タレでした。^^

何しろ、銀塩MF一眼レフ世代ですから、手元にMF一眼レフがないというのは実に寂しいものです。
どうせ買うのなら、電子制御シャッターのカメラロボットCanon A-1よりクラシックな、電池がなくてもシャッターが降りる、フルメカニカルシャッター、ノンAEの一眼レフを買おうと思い、Ricoh XR500を選びました。
理由は、安いということが第一、第二が名玉リケノン50mm F2が付いていること、第三が、元ペンタックスユーザのため、Kマウントに郷愁を覚えるからです。

このカメラ、レンズ2本(50mm F2/75-150mm F4)付で3500円でした。^^
オークションでジャンク出品されていたものです。
三万五千円じゃないですよ、三千五百円です。
この値段ですから、写るようにするまで、けっこう時間がかかりました。

上の2枚は、やや条件が悪く、特に2枚目はフレアが目立ちますが、順光であれば、なかなか良い描写です。
ズミクロン50mm F2とタメを張る解像感というほどのことはありませんが、まずまずシャープです。
詳細レポートは次回をお楽しみに。^^
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by xylocopal2 | 2006-04-24 20:16 | Rusty Scene


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