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2008年 04月 23日 Nanao FlexScan L565 修理完了


修理に出してあった、Nanao FlexScan L565が戻ってきました。
Xylocopal's Photolog 2007/03/27 7年目のNanao FlexScan L565に書いたロートル液晶ディスプレイです。
修理に出したといっても、写らなくなった、色がおかしくなったというわけではありません。
FlexScan L565/567に使われている日立製S-IPS液晶パネルの特定ロットに欠陥があり、それを治すために修理に出していたのです。


その欠陥とは、ディスプレイ左上隅に現れる黒ずみです。この現象、累積使用時間が1000時間を超えたあたりから目につくようになるといわれています。私のL565は使用時間1万時間を超えていましたから、当然その黒ずみは現れていました。

この欠陥は、FlexScan L565/567が現役当時からネット上で話題となっており、私もよく知っていました。とはいえ、ディスプレイの左上隅だけのことですし、特に進行する様子もなかったので、あまり気にせず放置していました。

この現象が、ナナオの無償修理対象になっていることを知ったのは最近のことです。前回L565のことを書いたエントリに、パタパタさんがコメントで教えてくれたのです。

もし症状が現れていれば、保証期間にかかわらず液晶パネル交換をしてくれること。液晶パネル交換と同時にバックライトも交換になること。修理期間中には代替機を貸与してくれること。送料を含め一切無料であること。

調べてみると、ナナオは公式にリコール表明しているわけではないですが、ネット上では周知の事実のようでした。液晶パネルとバックライトを交換するということは、事実上新品になるということです。これは美味しい!ということで、L565をナナオに修理に出したのでした。


そして、修理完了したL565が送られてきたのが今日のこと。
6500Kで使っていますが、若干色温度が上がり青っぽくなったような気がします。
代替機でも同じことを感じました。
修理に出す前のディスプレイ、1万時間も使ったため黄ばんでいたのかもしれません。
もちろん、左上隅の黒ずみは綺麗に治っていました。
常時点灯/消灯ドットもありません。
修理報告書にはこう記されていました。
「長時間の動作により、液晶パネル内部に微量に含まれている不純物が局所的に集中することで、液晶駆動に必要な電荷が充分に保持されず、その部分の輝度が低下することにより発生。
不純物除去改善を行った液晶パネルと交換した」
リコール対応とはいえ、ナナオのサポートは優秀です。
6年も使ったディスプレイを無償修理してくれるとは思いませんでした。
保証期間は5年ですから、1年超えていますし、そもそも保証書を同梱して送っていません。
ナナオ教信者が簡単には宗旨替えをしないのは、こうしたサポート体制によるところも大きいのではないかと思います。

それにしても、新しいディスプレイはいいものです。
NVIDIA8600GT付属の簡易キャリブレーションツールで、目視キャリブレーションをとってみましたが、まずまず文句のない描写です。
下の2つのグレースケールチャート、いずれも気持ちの良い再現です。
RGB:0,0,0の黒から255,255,255の白まで実になだらかな階調再現です。
修理前には怪しくなっていたシャドウの階調もしっかりと分離しています。





バックライトも交換され、新品のように明るいため、輝度を50%に下げて使っています。
累積使用時間はリセットされていませんでした。
10380時間から再カウントです。
UXGA(1600×1200 pixels)のディスプレイに換えたいと思っていましたが、ここまで調子の良いディスプレイを入手してしまうと、しばらくはL565で行くことになりそうです。
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by xylocopal2 | 2008-04-23 18:51 | Hardware
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