Canon EOS 30D / EF 20mm F2.8 USM
Canon EOS 30D / EF 20mm F2.8 USM
これら2枚の写真は、HDRI (High Dynamic Range Imaging) の手法で撮影しました。
HDRIについては、
Xylocopal's Photolog 2006/05/25 ランの館にて (HDR Approach)で簡単に説明してあります。
HDRIとは、階調再現能力の狭いデジタルカメラ写真において、いかに多階調再現を行うか?という手法のことです。
具体的には、段階露出を切った複数の写真を撮影し、それぞれの良いところ取りを、レイヤー合成によって行うことになります。
上の写真の場合は、下記の写真を合成しています。
HDRIというと、Photoshop CS2や
Photomatix Proあたりのツールが有名ですが、私の場合は、超原始的なPhotoshop CSによるハンドミキシングです。
つまり、切った貼ったの手作業。
トーンマッピングなどの手法を使った、いかにもHDRIでございます、という超現実的写真も良いものですが、私の場合、一見ノーマルに見えるものを作る、つまり、分からないように人をだますことの方が面白いです。
少々人間性に問題があるようです。
ノーレタッチ至上主義の方から見たら、もう大変な極悪人です。