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2006年 08月 22日 YAMAHA BB-2000 Fretless



Canon EOS 30D / Canon EF35mm F2
ISO200, Av -1.3EV, F4.0, 1/6sec., WB:Manual






Canon EOS 30D / Sigma Macro 50mm F2.8 EX DG
ISO200, Av -1.7EV, F5.6, 1/5sec., WB:Manual






Canon EOS 30D / Sigma Macro 50mm F2.8 EX DG
ISO200, Av -1.3EV, F5.6, 1/3sec., WB:Manual


楽器を撮ってみました。
いかんせん、こうした電気楽器は絵になりにくいようです。
やはり、サックスやクラリネットなどの木管楽器、ホルンやチューバなどのロータリーバルブ式の金管楽器、100年以上の時を経た弦楽器、このあたりの方が被写体としては美しいです。

この小汚いベースは、大学を卒業し、名古屋に帰ったときに買ったものです。
YAMAHA BB-2000Fといい、ヤマハのベストセラー、BB-2000のフレットレスモデルです。
BB-2000のフレットレスはあまり見かけないため、生産本数は少ないだろうなと思っていましたが、各色合わせて100本の限定生産だったようです。
ワンオーナーものではなく、年代的に考えると私がセカンドオーナーのようです。
1979年3月に発売、私が中古で買ったのが1980年4月ですから。

手入れが悪いために、塗装はムラムラになり、キズだらけですが、音はまだまだいけます。
こんなに鳴る楽器は滅多にない、というぐらいのコンディションです。
元よりフレットレスなので、倍音&高調波は嫌というぐらい出ます。
サステインも鬼のようで、A弦、E弦あたりはウッドベースなみに伸びます。
当時流行った、ネックとボディが一体となったスルーネックベースですが、構造のためというよりは、使われている木材の素性が良いのだろうと思います。
ベースは、エレベ/アコースティックを問わず、原材料の善し悪しがストレートに出る楽器です。

弾かなくなって10年ぐらい経つので、オークションに出そうかと思ったこともあるのですが、実はあまり売れそうもありません。
オリジナルピックアップを2つとも外し、EMG一発に換装、アクティブサーキットと弁当箱のようなピックガードを追加してあるので、オリジナルの面影はほとんど失われ、ヴィンテージモデルとしての価値がまるでないのです。
長い間使った楽器で愛着もあるし、これほど鳴る楽器にはなかなか巡り会えないだろうということで、しばらくは持っていようと思ってます。







写っている楽器が違いますが、上のフレットレスを買った頃の写真です。
1980年の名古屋納涼夏祭にて。
日立マクセルのブースで客寄せパンダをやっているところ。
当時、メンバーだった中南米音楽バンド"Vento de Maio"での写真です。
バンド名は、ナラ・レオンのアルバム、Vento De Maio / Nara Leãoからのリーパク、南山大学軽音楽部OB/OGが中心となったバンドでした。
奥でテナーサックスを吹いているのが双子の兄、黒顔羊です。

写真を撮ってくれたのは、会社の先輩カメラマンです。
当時、私がいた会社は映像制作会社で、社有機材はほとんどがムービーカメラでしたが、わずかながらスチールの仕事もあり、この頃は「社カメ」と呼ばれるスチールカメラマンもいました。
夏祭取材中に、目ざとく新入社員を見つけ、写真を撮ってくれたわけです。
翌日、会社の暗室で、焼いたばかりのプリントをもらいました。
カメラは、Nikon F2、レンズは24mmぐらい、フィルムはTri-Xでしょうね。
by xylocopal2 | 2006-08-22 01:42 | Favorites
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