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2006年 07月 07日 ニコン製マグニファイヤーをキヤノンEOSで使う



Nikon製マグニファイヤー、DG-2というものを買いました。
マグニファイヤーというのは、接眼アイピースに取り付けて、ファインダー像を拡大する、一種の拡大鏡です。
最近、非AFレンズを使う機会が増え、また、寄る年波で眼力が落ちたので、マグニファイヤーが欲しいなぁ、と思うことが多くなりました。
スプリットマイクロプリズムを持たないAFカメラのファインダーで、MFによる精密なピント合わせをするには、どうしてもこうしたものが必要になります。

私がメインで使っているカメラは、Canon EOS 30Dですから、キヤノンのウェブサイトでマグニファイヤーを探してみました。
ところが、EOS用のマグニファイヤーってないんですね。
これには驚きました。
大昔からある、一眼レフ用としては極めてありふれたアクセサリーですから、当然あるものだと思っていました。

キヤノンとしては、ローアングル撮影用のL字型アングルファインダーを使ってくれ、ということなんでしょうか。
L字型アングルファインダーもファインダー像拡大機能は持っていますから。
でも、L字型アングルファインダーではイマイチなのです。
私の場合、それほどローアングルではない接写やブツ撮りで使いますから、前傾姿勢が多く、L字型アングルファインダーは逆に使いにくいのです。
第一、定価24000円もするアングルファインダーは高すぎてNGです。

L字型ではない、ストレートなマグニファイヤーは無いものかと、ウェブ上を検索してみました。
ミノルタやペンタックスの初期のもの、ニコンのものがEOSで使えるらしいということが分かりました。
そんな中、入手しやすく価格も安い、Nikon DG-2を使ってみることにしました。
相場は4000円ぐらいと、キヤノン純正アングルファインダーに比べれば、はるかにリーズナブルです。
ちゃんと、視度調整もできるようになっています。

DG-2は、Nikon F3、FM3Aなどの丸型アイピースにねじこんで使うタイプのマグニファイヤーです。
そのままでは、EOS30Dにはつきません。
そこで、Nikon D-70などの角形アイピースに取り付けるためのアイピースアダプター、DK-22と組み合わせてみることにしました。
DK-22の実売価格は160円。
この手のアクセサリーを不当に高価な値段で売るメーカーが多い中、ニコンはなかなか良心的です。


DG-2とDK-22を組み立てたところです。
組み立てるといっても、DG-2をDK-22にグリグリとねじ込むだけですから、呆気ないほど簡単な作業です。
削ったり、切った貼ったの作業は一切不要です。





DG-2+DK-22を、EOS100QDに付けてみました。
ちょうどぴったりのサイズです。
EOS用に作ってあるのではないか?と思えるほどのフィット感です。

EOS100QDは10年以上前の銀塩一眼レフですが、現行のEOSデジタルシリーズと、アクセサリー類は共用できるものが多く、アイピースアダプターもそのひとつです。
そのため、EOS100QDに付くマグニファイヤーは、EOS30Dにも付きます。
EOS30Dの方が少しゆるめの装着感ですが、問題になるレベルではありません。
純正マグニファイヤーを付けているのと何も変わらないフィット感です。

DG-2の拡大率は2倍ということになっていますから、これを付けてファインダーを覗くと、真ん中の狭いエリアしか見えません。
EOS30Dの場合、スポット測光エリアの丸い円がすべて見えるぐらいの部分しか見えません。
MFフォーカシングは楽ですが、全体の構図を確認することはできません。
そのため、簡単にDG-2を跳ね上げられるようになっています。




DG-2を跳ね上げたところです。
この状態だと、フレームのすべての部分を観察することができます。
アイポイントが若干後ろに下がりますが、見にくいほどではありません。
いずれにしろ、無加工で使える非純正マグニファイヤーがあるということはありがたいことです。





三脚に乗せたところです。
三脚はSLIK Pro 700 DX-AMT、雲台はManfrotto #410 Junior Geared Headです。
この雲台は三軸独立制御のスリーウェイ雲台ですが、パン棒が無く、ノブを回して位置出しをするタイプのものです。
ギアードヘッドの名前のとおり、三軸ともウォームギアで動かすようになっています。
ノブを回してもソロリソロリとしか動かないため、非常に精密な位置合わせをすることができます。
ノブ根本のツバ状の部分をひねればウォームギアがリリースされるため、一気に向きを変えることもできます。
ウォームギア駆動ですから、ロックをしなくてもカメラが倒れたり位置が変わったりすることはありません。
ロックをかけると、微妙に位置が変わるという問題を根本的にクリアしています。
ブツ撮り、マクロ撮り、望遠撮影には最適な雲台だと思います。

マンフロットの雲台というのは、見た目は貧弱で、パン棒なども細くて頼りない感じがしますが、使ってみると意外と操作性がいいのに感心させられます。
うちにある雲台は、いつの間にかマンフロットがほとんどになりました。
常用スリーウェイ雲台が#141 Basic Pan Tilt Head、携帯用軽量スリーウェイ雲台が#056 3D Junior Camera Headです。
この他、SLIK SBH-280という自由雲台と、SLIK Pro 200 DXIIという携帯用三脚を使っています。
外に持ち出すときは、SLIK Pro 200 DXII+Manfrotto #056 / SBH-280という組合せが多いです。

水準器です。
株式会社エビスED-FLという製品です。
写真用品店で買うと高いので、ホームセンターの左官コーナーで購入しました。1000円程度のものです。

アクセサリシューに取り付けるために、少しだけ加工しています。
台座には使わなくなったストロボ用シンクロコネクターを流用しています。
これに、3M製超強力両面テープを貼り、水準器を接着しています。
少々接着面積が心許ないですが、一応問題なく使えています。

この水準器、カメラアクセサリ用のものに比べると、気泡が大きく敏感なため、たいへん使いやすいです。
この位置にすると、横位置/縦位置どちらでも水平が出せるので便利です。
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by xylocopal2 | 2006-07-07 21:08 | Hardware
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