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2006年 04月 09日 八幡山古墳の桜



Canon EOS 30D / Canon EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM
ISO100, +0.3EV, F8.0, 1/125sec., WB:Auto


名古屋市昭和区にある八幡山古墳です。
上の写真の右方向が墳丘部。
直径82m、高さ10mほどの堂々たる古墳(円墳)です。
人が歩いている部分は周濠。
今は空堀ですが、かつては満々と水をたたえていたと考えられています。
古墳の詳細については、Xylocopal's Weblog 2005/04/09 古墳で花見(名古屋・八幡山古墳)に書いたとおりです。

この八幡山古墳、被葬者は未だにはっきりしていませんが、名古屋の基礎を作った、尾張氏一族のものと考えて間違いないようです。
尾張氏というのは、ひらたく言うと熱田神宮を造った人々、ヤマトタケル伝説のミヤズヒメの一族郎党です。
ミヤズ姫というのは、ヤマトタケルの奥さんですね。
走水の海で入水したオトタチバナ姫とは別人です。

八幡山古墳は、以前は立ち入り禁止ではなかったのですが、今年はトラナワが張られた上、こんな貼紙が付けられ、立ち入ってはイカンと書いてありました。
小学生時代、この古墳の頂上から段ボール箱のソリで下って遊んだ私にしてみれば、何を今さらというものです。
そう思う人は多いらしく、何人もの人が(ほとんどの人が)警告を無視して、周濠を歩いたり、墳丘を登ったりしていました。
古墳愛好家の私から見ても、なかなか長閑で良い光景でした。
古墳というのは地域に親しまれた方が長持ちします。

文化財保護の観点から見れば、立ち入らない方がいいに決まっていますが、年に数日のことなんだから、別にいいじゃないかと思います。
たいして地面がえぐれたり、周濠が削れたりはしないはずです。
古墳というのは、版築といって、非常に硬く締められた土台の上に作られているので、そう簡単に浸蝕が進むとは思えません。

第一、桜の季節以外は、まるっきり誰もやってこない古墳なんですよ。ここは。
普段を立ち入り禁止にして、桜のシーズンだけを開放するぐらいの度量があってもよさそうなものです。京都御所みたいにね。
管理は名古屋市ですが、ちょっと杓子定規に過ぎる感じがします。
看板を立てるなら、「名古屋人の御先祖様のお墓です。敬意を持って花見をしましょう」と書いておけば充分じゃないか、と思います。
古墳上で狼藉をはたらくと呪われる、バチが当たるという伝承も書いておけば、そう無茶をやる人も出てこないような気がします。





Canon EOS 30D / TAMRON SP AF28-75mm F2.8 XR Di
ISO100, +0.3EV, F5.6, 1/160sec., WB:Auto






Canon EOS 30D / TAMRON SP AF28-75mm F2.8 XR Di
ISO100, +0.7EV, F4.0, 1/250sec., WB:Auto






Canon EOS 30D / SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG
ISO200, -0.3EV, F5.6, 1/800sec., WB:Auto






Canon EOS 30D / Canon EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM
ISO100, +0.7EV, F8.0, 1/200sec., WB:Auto

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by xylocopal2 | 2006-04-09 20:51 | Seasons
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