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2006年 03月 06日 京都猫の時代



Mamiya C220 / Mamiya Sekor 80mm F2.8
Neopan SS, Scanned with EPSON GT-X750


Xylocopal's Photolog 2006/02/22 京都猫 Rebornをスキャンしてみて、ブローニーフィルムの持つ情報量に驚かされました。
さすがは中判フィルム、フィルムスキャンをすると、拾い出せるデータの多さが違います。
そんなわけで、これまでここに上げた写真や未発表写真を再スキャンしてみました。

いずれも、撮影時期は学生時代の1976年~1980年。
場所は京都市左京区北白川のボロアパート西沢荘付近。
使ったカメラは、Mamiya C220という二眼レフです。
学生時代のメインカメラでしたが、質草としても優秀で、何回も質屋さんとアパートの間を往復しました。





Mamiya C220 / Mamiya Sekor 80mm F2.8
Neopan SS, Scanned with EPSON GT-X750


猫が入っているのは、窓の外に設置されたシンクです。
水道は水オンリー。温水は出ず、真冬は凍りました。
シンクは石造りの年代物です。

真冬に水を使うためには窓を開けなくてはならず、不便なため、私が入居した時代には、室内にもシンクが設置されていました。
そのため、屋外の水場は猫の遊び場になっていました。
一口のガスコンロも設置されていたので、コーヒーやインスタントラーメンを作ったりすることはできました。
当時は水場もガスコンロもないアパートは普通にありましたから、私の環境はこれでも良い方だったのです。





Mamiya C220 / Mamiya Sekor 80mm F2.8
Neopan SS, Scanned with EPSON GT-X750


向かいのアパートです。
中央右下の隙間に白っぽい猫が写っています。
カメラを持っているとき、猫を見つけたら、とりあえず撮る、というのはこの頃からの習性のようです。^^

この写真、30年近く経った今見ると、色々と面白いです。
奥の方に写っているのは二槽式洗濯機です。
この時代は全自動洗濯機は普及していませんでした。
私が行ったコインランドリーも当然ながら二槽式洗濯機で、洗濯物をほうりこんだあとも脱水まで見張っていないといけませんでした。
時間つぶしのため、この時代のコインランドリーには、週刊誌やマンガ雑誌、コミックスなどが完備されていることが多かったです。

瓶ビールのケースが積んであるのも時代ですね。
缶ビールはありましたが、それほど多くなかったと思います。
真ん中に洗濯用柔軟剤ハミングのボトルが見えます。
これは今とあまり変わらないデザインです。





Mamiya C220 / Mamiya Sekor 80mm F2.8
Neopan SS, Scanned with EPSON GT-X750


友人が下宿していた老朽家屋です。
超広角レンズで撮っているわけでもないのに、形が歪んでいます。
当時、「梅津御殿」と呼ばれていました。
庭付き一軒家ですが、とんでもないボロ家でした。

まず、ドアというか引き戸が締まりませんでした。
当然ながら、鍵がかかりませんでした。
外出時にはどうしていたんだろう。
それから、この家、トイレがありませんでした。
大小とも表の草むらの中ですることになっていました。
友人はのんびりした奴でしたが、さすがに半年目にここを脱出しました。





Mamiya C220 / Mamiya Sekor 80mm F2.8
Neopan SS, Scanned with EPSON GT-X750


部屋の中をチェックする京都猫。
極端に露出がアンダーです。
3~4段は間違えているようです。
レタッチで持ち上げようにも、銀塩写真はアンダー部分にほとんどデータがないので、これが限界です。

本棚の雑誌は、Jazz専門誌・スイングジャーナルとカメラ毎日です。
カメラ毎日は、毎日新聞が出版していた写真雑誌で、好きな雑誌でした。
アサヒカメラ、日本カメラは現在も残っていますが、カメラ毎日は廃刊になってしまいました。

猫の下に、アナログターンテーブルがあります。
京都で使っていたのは、マイクロ精機MR-411。
ベルトドライブ式のターンテーブルでした。
途中で、テクニクスのダイレクトドライブターンテーブル、SL-1200に換えています。

上の方に並んでいるのは、パイオニアのプリメインアンプとチューナー。
型番失念。25W×2ぐらいの安い奴です。
スピーカーは、Fosterの10cmフルレンジ、FE-103を長岡式バスレフ箱に入れていました。
まだ、FOSTEXとCIする前のものです。





Mamiya C220 / Mamiya Sekor 80mm F2.8
Neopan SS, Scanned with EPSON GT-X750


西沢荘の廊下を行く京都猫。
ピントが猫ではなく、廊下の模様に合っています。
絞り開放、1/8sec.ぐらいの明るさだと思います。
このボロアパート、いつ頃からあったのか分かりませんが、廊下の磨り減り方は相当年期が入っています。
恐ろしいことに、6年前上洛した折、訪ねてみたところ、まだ西沢荘は立っており、人が住んでいました。^^





Mamiya C220 / Mamiya Sekor 80mm F2.8
Neopan SS, Scanned with EPSON GT-X750


西沢荘を出て行く京都猫。
窓から入ることが多かった京都猫ですが、出て行くときはちゃんと玄関から出て行きました。
西沢荘は玄関に下足箱があり、靴を脱いでから上がる式のアパートでした。
玄関は表から自由に出入りできるため、ときどき靴が無くなることがありました。
私も新品の靴を盗られたことがあります。





Mamiya C220 / Mamiya Sekor 80mm F2.8
FujiColor Super HR100, Scanned with EPSON GT-X750


西沢荘を出ることが決まってから撮ったセルフポートレートです。
私はこの部屋がとても気に入っていたので、記念に残しておこうと思い、1979年の冬に撮ったものです。
大きなガラス窓が南東方向にあったため、日当たりは非常によく、ポトスが異常繁殖しています。

古いテレビにはRFコンバーターが付いています。
ビデオ用ではなく、ひとえに、テレビゲームをやるためです。
すでに、ゲーセンにはスペースインベーダーがあり、家庭用ゲーム機としても、テニスゲームぐらいの簡単なものがありました。
私の部屋にあったのも、シンプルなテニス&スカッシュゲームでしたが、仲間内の人気はなかなか高く、ゲームをするためだけに遊びに来る友人がたくさんいました。

右端のビールケースの上にあるのは、マイクロのターンテーブル。
画面両端には、Fosterのフルレンジスピーカー、FE103が写っています。
私の世代では使っていた人が多いスピーカーですね。

リアルで私に会ったことがある人は驚くでしょうが、いかにハゲの私でも二十代前半は普通に毛が生えていました。^^
この頃の体重は56kg。ジーンズは28inchを愛用していました。
今や、禿げるわ太るわ、完全に別人です。^^


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ぽー&きぃ : 古い写真ⅡにTB
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by xylocopal2 | 2006-03-06 21:04 | Square Format
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