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2006年 02月 28日 トヨダAA型スタンダードセダン



Meopta Flexaret VI Automat / Meopta Belar 80mm F3.5
Kodak T-Max100, Scanned with EPSON GT-X750


名古屋市西区のトヨタテクノミュージアム 産業技術記念館に展示されているトヨダAA型です。
1936年、トヨタが初めて完成させた国産乗用車です。
これは復元車ですが、すばらしく美しいデザインです。
アメリカ車を真似たもの、といわれますが、なかなかどうしてオリジナリティがあります。
エンブレムの豊田(トヨダ)の文字に、国産乗用車を作るのだ、という気概が現れています。

この日は室内撮影が多そうなので、ISO400のT-Max400も持って行ったのですが、結局使ったのは、ISO100のT-Max100でした。
T-Max100、以前から、超微粒子、超広階調のモノクロフィルムとして認識していましたが、こうしたものを撮ると、本当に素晴らしいほどの精細感です。
下の写真は上の写真中央部をトリミングしたものですが、びくともしないシャープネスです。
6x6版フィルムを2000dpiでスキャンしていますから、当たり前といえば当たり前ですが





Meopta Flexaret VI Automat / Meopta Belar 80mm F3.5
Kodak T-Max100, Scanned with EPSON GT-X750


T-Max100/400は、Plus-X/Tri-Xあたりのコンベンショナルなコダックのモノクロフィルムとは、明らかに違うフィルムです。
ネガベースの色は青みがほとんどなく、ニュートラルグレーです。
超微粒子高精細性はネガの状態で見ても分かります。
これで、ちゃんとしたライティングの元、ポートレートを撮ったらすごいでしょうね。
シワまで写るから嫌がられるかもしれません。^^
by xylocopal2 | 2006-02-28 21:54 | Square Format
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