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2006年 01月 31日 Nikon Coolscan IV ED vs. EPSON GT-X750



Canon A-1 / Canon NFD 50mm F1.4, Kodak Gold 100


今使っているフラットベッドスキャナ、EPSON Colorio GT-X750は安価なモデルですが、以前使っていたフィルムスキャナ、Nikon CoolScan IV EDより良いトーンだな、と思うことがときどきあり、比べてみることにしました。
片や実売2万円代前半の普及機、片や実売7万円の中級フィルムスキャナですが、両社の間には5年の歳月があります。
この5年間にローコストスキャナはどれほど使えるようになったのか、を調べてみました。

使ったフィルムは5年前にMF一眼レフで撮ったカラーネガフィルムです。
CoolScan IV EDのスキャンデータが残っているのは2002年までです。
病気が悪くなったときに、もう二度と写真など撮らないと思いこみ、処分してしまったのです。
ネガというのは保存性抜群のフィルムで、適当に放置してあったフィルムでも、5年ぐらいではまったく画質劣化がありません。
去年秋、20年前のニキさんのネガをスキャンしましたが、想像以上に色乗りがよく驚きました。
カラーネガフィルムというのは完成されたテクノロジーであることを強く感じます。

比較結果は、超主観ですが、「現代の普及クラスフラットベッドスキャナは5年前のミドルクラスフィルムスキャナと同等、あるいは超える部分あり」ということになりました。
デジタル機器にとっての5年というのは、やはり大きいです。
いかに、CoolScanといえど、5年も経てば普及機に追い越されてしまいます。

上の写真の場合、CoolScanのややコントラストが強いトーンが好きな人は多いと思います。
しかし、私の場合、眠いぐらいのトーンが好きなので、GT-X750のトーンの方が好きです。
階調表現もGT-X750の方がいいですね。ボトルの中の香草のディティールがよく出ています。





Canon A-1 / Canon NFD 50mm F1.4, Kodak Gold 100


こちらも、CoolScanの方がコントラストが高いはっきりしたトーンになっています。
片や、エプソンの方は眠いですが、階調はよく出ています。
まぁ、どっちが好きかは好みによると思いますが、軟調の方がコントラストを付けて硬くできるので、自由度は高いです。





Canon A-1 / Canon NFD 50mm F1.4, Kodak Gold 100


窓の外の色は、CoolScanの方がナチュラルですね。少し飛んでいますが。
GT-X750は温調に色カブリしています。
取り除くのは簡単ですが、これはこれで雰囲気があるような気がします。
窓外の階調表現もハイコントラストのニコン、ローコントラストのエプソンといった感じです。
早くデジタルでも、これぐらいのダイナミックレンジが表現できるようになってほしいです。

この調子で技術が進歩すると、あと5年もすれば素晴らしくトーンの良い安価なスキャナができていることでしょう‥‥、
‥‥、
‥‥、
ハッ、フィルムスキャナという商品がなくなっているかもしれない。orz
最近、フィルムを現像に出しに行くたびに、いつものDPE店はまだ営業しているだろうか?が気になります。
どう見ても流行っておらず、風前の灯火状態ですから。
20分現像店がなくなるのは確実ですが、問題はいつまで残るか?です。
もう2~3年、遊ばせてくれ~。
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by xylocopal2 | 2006-01-31 16:44 | Hardware
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