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2005年 10月 25日 Arriflex IIc with Angenieux 25-250mm F3.5



Canon EOS 10D / TAMRON SP AF28-75mm F2.8 XR Di
ISO200, -1.0EV, F4.0, 1/10sec., W/B:Manual


うちにある35mmフィルムを使うカメラでは一番巨大なものです。
横に置いた比較用のレチナがオモチャに見えます。
カメラとレンズを合わせた重さは10kg以上あり、ちゃんと持たないと腰が抜けます。

カメラの方は、アリフレックスIIcといい、1948年ドイツ製です。
レンズの方は、アンジェニューズームといい、1950年代フランス製です。
10倍ズームですが、映画用カメラなので、撮像面はハーフサイズ、35mmスチルカメラ換算45-450mmぐらいの画角です。

市販の35mmフィルムでも使えないことはないですが、あまり現実的ではありません。
1秒間に24コマ撮りますから、スチルカメラ換算で12コマ/秒、36枚撮でも3秒で終わりです。
上に付いているのは400feetマガジンで、フル装填では5分弱撮れます。
400feetってのは、スチルカメラ換算で3200コマです。

私が勤めていた映像制作会社には、これの他、II型、III型、16mmのST、SRがごろごろありました。
撮っていた映画は、「ポリバケツのできるまで」、「亀ノ子タワシのできるまで」、「原子力発電所のできるまで」なんてものが多かったですが、ときどき、役者さんが入った劇映画も撮りました。

このカメラ、さすがにポンコツのため、第一線は退きましたが、独立系プロダクションではまだ使われています。
ヨーロッパあたりの個人制作映画でも使われています。
現代のレンズを使えば、ちゃんと上映品質の映画が撮れます。
サイレントカメラではないので、音がうるさく、セリフ入りの映画を撮るのには向いていません。
"Xylocopal's Weblog 2005年10月25日 偏愛・35mmカラーネガフィルム"に、このカメラとレンズについて書きました。

家にある、と書きましたが、実は私のものではありません。
まだ、正式に相続していないので、義父のものです。
義父はCM制作会社をやっていたので、こんなものがあるのです。
義父の父、義祖父は京都太秦東映撮影所のカメラマンだったため、他にも撮影関係の骨董品が色々あります。
義祖父が使っていたカメラは、アリフレックスのような小型カメラではなく、NCミッチェルというハリウッド仕様のクソでかいものでした。
漬物石どころではなく、庭石です。
そんなカメラを使って、義祖父は生涯に250本以上の映画を撮りました。





Canon EOS 10D / TAMRON SP AF28-75mm F2.8 XR Di
ISO200, -1.0EV, F4.0, 1/30sec., W/B:Manual







Canon EOS 10D / TAMRON SP AF90mm F2.8 Di Macro
ISO200, -1.0EV, F4.0, 1/6sec., W/B:Manual







Canon EOS 10D / TAMRON SP AF90mm F2.8 Di Macro
ISO200, -1.0EV, F5.6, 1/6sec., W/B:Manual







Canon EOS 10D / TAMRON SP AF28-75mm F2.8 XR Di
ISO200, -1.5EV, F5.6, 1/20sec., W/B:Manual

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by xylocopal2 | 2005-10-25 17:48 | Hardware
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