人気ブログランキング | 話題のタグを見る
Copyright © 2004-2010 Xylocopal All Rights Reserved
Top
2005年 10月 05日 コニカミノルタのアンチシェイクはエクセレントだ!




いつも、おじさんが使っている、Canon EOS 10Dではありません。
"Konica Minolta α-7 DIGITAL"というデジタル一眼レフです。
付いているレンズは、Konica Minolta 17-35mm F3.5Gというもので、実はカメラより高かったりします。カメラの2倍ほどします。
なんで、こんなものの写真があるかというと、友人が見せびらかしに来たのです。
レンズの方じゃないですよ、カメラ本体の方です。^^

これの持ち主はYという男で、おじさんが高校時代に写真にはまった頃、一緒にはまった人間です。
妙に趣味が共通しており、オーディオ、Jazz、写真、カメラ、ヨット、バンド、アマチュア無線などを、30年以上一緒に遊んできました。
特に「悪いこと」はたいてい一緒にやってます。^^
そんなことから、今でも一番親しい関係にある友人です。

Yの本職は内科のお医者さんで消化器が専門です。
おじさんが、某大学病院精神科に通っているのは、Yの出身校で知り合いが多いからです。
Yのカメラの腕はスーパーエクセレントで、いつもオリンパスの高価なデジタルカメラを振り回しています。
どれぐらい腕がいいかというと、もう、ぜんぜん痛くもなければ苦しくもない。

あ、胃カメラの話です。内視鏡ね。^^
おじさん、喉の反射が強いから、うまく入れてくれないと地獄の苦しみになるんですが、Yは上手いですよ~。神業的内視鏡操作技量です。
いつも撮ったものを見せてもらうんですが、粘膜のピンク色の再現が見事です。^^

今はうちの家族全員の主治医をしてくれています。
真面目だけど堅くない、本業以外は超アバウトな奴です。しかも大酒飲みです。^^
いつも、よたったようなジャージの上下を着て、サンダル履きなので、とても医者には見えません。^^

おじさんをパソコンに引きずり込んだのもこの男です。
MS-DOS2.11の頃の話です。
1980年代中頃だったかな。

Yは、おじさんが写真から離れていた時期も、ちゃんと銀塩AF一眼レフを使って写真を撮ってました。
当時は、AFならミノルタ、という風潮がありましたから、ミノルタ製のカメラ・レンズでシステムを組んでいました。
超広角から望遠まで、色々高価なレンズを持っています。
まぁ、ミノルタオタクみたいなもんです。

しかし、ここのところ、地域の医師会の役職を押しつけられ、余暇を使う時間がまったくありません。
ホントに月月火水木金金、夜討ち朝駆け、滅私奉公、ご苦労様としか言いようがないほどの仕事ぶりです。
あれほど趣味の多い男が何もできない、気の毒なことだなあと思っていました。
そんなことから、Yは写真好きにもかかわらず、デジタル一眼レフのことはまったく知らずにいました。

先日、9月22日にYが遊びに来たとき、EOS10Dで何枚か写真を撮らせてみました。
どうやら、火を付けてしまったようでした。
いやぁ、これぐらい、見事にはまりこんでくれると、おじさん嬉しいぞ。^^
9月27日には、わざわざ携帯電話に「α-7 Digital買ったぞ」と連絡をくれました。
以来、完璧にはまりこんで、撮りまくっているようです。^^

今日は忙しい中、時間を作って、おじさんに、α-7 Digitalを見せに来てくれました。
おじさんも何枚か撮ってみました。
で、撮ってみた印象ですが、スーパーエクセレントです。素晴らしい。
アンチシェイク(手ブレ防止機能)の効きが抜群です。

おじさん、以前、1週間だけ、"Minolta DiMAGE A1"というアンチシェイク機能付きのデジカメを使ったことがあるんですが、そのときも素晴らしい機能だと思いました。
シャッター速度を3段ぐらい稼げるんです。
1/8sec.ぐらいの遅いシャッター速度でも、1/60sec.ぐらいの感覚で撮影できるんです。
つまり、普通に撮れば、まず手ブレしない。

そんなことから、最近はコニカミノルタ教の伝道師として、特に初めてデジタル一眼レフを買う人には、"Konica Minolta α-Sweet DIGITAL"を勧めてきました。
勧めてみたものの、実際にデジタル一眼レフに搭載されたアンチシェイクは使ったことがありませんでした。^^

いやぁ、勧めて良かったよ。
Dimage A1以上にアンチシェイクがよく効きます。
1/5sec.あたりのスローシャッターでも、手ブレしないんです。
びっくりです。これは凄い。

左の写真は、おじさんの机の上にいる身長13cmのホンダASIMOくんです。
撮影データは、ISO400, F3.5, 1/8sec.です。
焦点距離は、35mm換算52mmです。
まぁ、常識的にはブレるのが当たり前です。
でも、ブレていません。すげぇ。
α-7 Digitalとα-Sweet Digitalでは少し違いがありますが、アンチシェイクの効き方は同じはずです。

Dimage A1を手放した最大の理由、暗部ノイズの多さも、ローノイズなEOS10Dと比べて特に多くはなく、滑らかなものです。
ノイズリダクションが効き過ぎたキヤノンのノッペラボウ画質より、ナチュラルでいいという人がいるかもしれません。
おじさん的には好みの画質です。
昔のミノルタ製デジカメのノイズの多さを知っている人間には、一種のカルチャーショックです。

オートホワイトバランスの優秀さも特筆ものです。
蛍光灯照明の室内をオートホワイトバランスで撮ると、今までのデジカメの場合、まず黄色か緑に転ぶんですが、α-7 Digitalはまずまずナチュラルです。
左の写真を見れば分かりますよね。ASIMOくんが見たとおりの純白です。

Yが撮ったサンプルをたくさん見せてもらいましたが、本当によく写ります。
いいレンズを使えば美しく、安いレンズでもそれなりに写ります。
オートフォーカス性能は、ミノルタ製ですから安定しています。
昔から、ミノルタのカメラはマニュアルレスで使えるほど操作性が洗練されていましたが、α-7 Digitalも操作性はいいです。
デジタル一眼レフを持っている人なら、マニュアルレスで使えます。
背面の液晶は2.5inchと大きく、1.8inchのEOS10Dから見ると、ただただうらやましい限りです。
拡大しなくても、ある程度、フォーカスが合っているかどうか分かります。

室内で猫を撮るなら、もうメーカーを選ぶ時代ではないです。
今のところ、選択の余地なしです。
コニカミノルタのアンチシェイク付きを買え、これだけです。^^


by xylocopal2 | 2005-10-05 02:11
<< Hello! I am ASIMO 製材工場にて #2 with ... >>


Copyright © 2004-2010 Xylocopal All Rights Reserved