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2005年 05月 04日 ロシア製レンズ
ロシア製レンズ_c0014565_10532159.jpg


Haruoka-dori 7, Chikusa-ku, Nagoya
Canon A-1, KMZ MC MIR-20M 20mm/F3.5
FUJIFILM SUPERIA 100, ISO100, F11, 1/125sec.


"Xylocopal's Weblog 2005/05/03"で書いた、毎度おなじみの超広角レンズ、MC MIR-20Mで撮ったものです。
画面左端で、像が流れています。フレアも出ています。あまり優秀な光学系ではありません。
それでも、錆びたドラム缶が飛び出してくるような迫力です。
超広角レンズを至近距離で使うと面白いです。



ロシア製レンズ_c0014565_10553914.jpg


Aoyagi-cho 7, Chikusa-ku, Nagoya
Canon A-1, LZOS MC JUPITER-9 85mm/F2.0
FUJIFILM SUPERIA 100, ISO100, F11, 1/250sec.


"MC JUPITER-9 85mm/f2"は新品でも1万円しない格安レンズです。
"Carl Zeiss Jena Sonnar F2.0/85mm"の完全なパチモンですが、本家のゾナーよりメリハリのある写りをすると言われています。
製造は、モスクワ郊外の通称LZOS、"ルトカリノ光学硝子工場"
このレンズ、絞り羽根が15枚もあるので、どれだけ絞っても、絞りの形がほぼ円形になります。
現代の五角形や七角形のレンズとは違います。
このレンズで"ポートレート"を撮ると、ピントの合っている部分だけシャープに、その他の部分、背景などは綺麗にボケて、とても綺麗です。



ロシア製レンズ_c0014565_10572653.jpg


Komatsu-cho 7, Chikusa-ku, Nagoya
Canon A-1, LZOS MC JUPITER-9 85mm/F2.0
FUJIFILM SUPERIA 100, ISO100, F8, 1/125sec.


これも、JUPITER-9によるもの。
現代のレンズですが、設計が古いので、独特な表現になります。
画面左側のローコントラストぶりは何なんでしょうね。
おそらくは、フレアだと思うのですが、現代のレンズであれば、もっと暗くなるような気がします。
でも、このローコントラストぶりが好きです。
フードを付けてフレアを切るのも方法ですが、フードを付けずにフレアを出すのも、表現方法のひとつかもしれません。
by xylocopal2 | 2005-05-04 11:20 | Rusty Scene
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